セル画色々Q&A 「興味あるけど難しそう…」

Q1、なんで「セル画は作れない」って言われてるの?

要因が複数ある中で、特に大きな問題として挙げられるのは以下の2点です。

【要因1:画材の問題】
セルアニメ時代、セル画制作にはセル画に適した専用の絵具「セル絵具」が使用されていました。
しかし、デジタルアニメへの移行により需要が激減。
セル絵具は市場から姿を消し、画材の入手困難がセル画制作における最大の障壁となっていました。

【要因2:情報不足】
セル画制作に関する知識や技術は主に口伝によって受け継がれ、
アニメ制作の工程の中でもいち早くデジタルへ移行しました。
そのため、専門書にも細かな道具・手順や技法が記載されているモノはほんの一握り。

正確な情報へアクセスすることが困難な状況が長く続いたことで
セルアニメ終了から約20年以上が経過した現在では、
断片的な情報や誤った「なんちゃって情報」が多く出回ることで
何を参考にしてよいかわからない期間も長く続いたため。

詳しくは
【セル画の教科書】セル画作家が教える100円ショップでできるセル画作り」で
紹介しております。ぜひご覧ください。

Q2、セル画に興味があるけど、どうしていいか全くわからない

セル画に興味を持ってくれてありがとう!
セル画は謎が多いですよね。訳わかんない事があまりにも多すぎます。

理由はQ1の通りで
作り方や道具など情報がほぼ無く、
一度で伝えられるものでもないため、
ブログやYouTubeで一つずつご案内しますね。
ブログでは、セル画の作り方や道具の使い方の裏技、企画の案内なども配信してます。
以下のアイコンから覗いてみてね♪⬇︎

Q3、そもそも「セル画」ってなに?

アニメーションを制作するために透明シート(透明フィルム)にキャラクターなどが描かれたフィルムのことです。(絵などが完成している物の事を指す)

背景画の上にこの透明フィルムを複数枚重ね、都度入れ替えながら物理的にカメラで撮影する。
それを繋げるとTVで見ていたアニメになります。

使用後は不要になるため、捨てられる事が多く、きれいな物は市場で格安で販売されていました。

Q4、セル画はどうやって作るの?

セル画制作は、専用のセル絵具を使用することが基本です。
描く対象となるキャラクター(など)のみを必要とするため、
紙ではなく透明な専用フィルムに描かれます。

技法はフィルムの裏面に絵を描き、それを表側から見ることで完成!という、
少し独特な方法で描いて作られます。

【余談】絵を描く前のまっさらな透明な専用フィルムは「生セル」と呼びます。

Q5、セル画作りを体験できる場所はありますか?

2025年からセル画ワークショップをイベントなどで見かけるようになりました。
数は少ないものの、イベントに参加することでその貴重な体験を楽しむことができます。

なお、本サイトの管理者であるうさかも
セル画ワークショップを開催しております。
興味のある方はぜひご参加ください。
日程が決まるとブログ・こくちーずで募集しております。

Q6、セル画の正しい保存方法がわかりません。

セル画は魅力的ですよね。
収集したくなります。
集めたものは古くセル画自体もデリケートで、セル画保有者のほとんどが疑問に思う問題ですね。
いろんな情報が錯綜する議題でもあります。


主に気をつけるポイントは「光」「温度」「湿度」の3点に注意しましょう。

❌保存環境が悪いと劣化が激しくすぐ痛み、修繕は不可能です。
⭕️保存環境がよければ数十年とよい状態が保てます。

高温多湿・温度変化がある所は避け、
温度・湿度が一定の暗所に保存し、時々空気に触れさせましょう。
(空気に触れさせる期間は保存環境により異なります。)


しかし、これだでは参考になりづらいので補足で例を挙げておきます。

==============

【補足】
基本上記の条件ですが、厳密には地域によって環境が異なるためそれぞれ多少保管条件が変わります。
これに伴い、発送などでセル画の場所が変わる場合にも当てはまります。

>例1
先の「発送で変わる」につては、梅雨の時期に雑誌やマンガが湿度を吸って歪む。イメージに近いです。
環境変化により反り返ったり撓んだりすることがあります。

>例2
我が家は通年を通し湿度が高めです。
平均70%ぐらいあり、梅雨時期は90%を超えることもしばしば・・・
セル画にとっては悪環境ですが、保管しているセル画は大変状態が良いです。
20年以上保管していた体感ですが、上記の条件に加え、ファイリングし空気に触れさせず軽い真空状態にしています。
その状態で本棚などに差し込みプレス。
乾燥剤ではなく除湿剤を数個設置し定期的に交換して保存しております。

エビデンスは?と言われると不明ですが、実際に悪環境で保存されている我が家の20年越しのセル画の状態が良いのが物語っています。
加えて、「モノを大切にしているかどうか?」だと思います。

Q7、道具って何が必要なの?

「試しに作ってみた」「なんちゃって情報」ではなく、実践的に詳しく記載された内容は専門書にもほぼありません。

セル画を作る経験者が何を使っているか?
実践形式で使い方のコツや裏技まで具体的にまとめた100円ショップ縛り
【セル画の教科書】セル画作家が教える100円ショップでできるセル画作り」を参考にしてみてください。


この記事は、セル画作りに必要な道具を時系列解説し、余す事なく紹介しました。
現役セル画制作者も参考にしており「有料にしなさい!」と言われるほどリアルでわかりやすく簡単に実践できるセル画の教科書<道具編>です。

身近なものを活用した初心者にも優しく費用を抑えた内容です。

Q8、市販の絵具でセル画は作れますか?

結論として、市販の絵具で「それっぽいセル画作り」は可能です。
しかし、市販絵具を代用すると、見た目はそれらしく仕上がるが確実に問題が発生します。
問題を土返しに「擬似的に作る」「それっぽくていい」なら市販画材で良いです。
その場合、長期保存は確実に無理であることをご承知ください。

本格的に使える絵具は極めてまれで、その絵具もそのままでは使えません。
”まれな絵具”にひと工夫することで使えるようになります。
方法の一つにボンド(速乾や木工用など)を活用する例がありますが、この方法も最適解ではありません。


セル画制作において、
「適した絵具であること」は
何にもまして最も重要な要素

絵具製造の専門家でさえ
「セル絵具を再現する事は不可能」と述べる特殊極まる絵具を
経験や性質の理解なしに判断することは不可能です。


セル絵具が再現可能なら20年以上もセル画作りが困難にはならなかったでしょう。

従来の絵具と対比・検証し、市販絵具でもセル絵具として使える方法を
【セル画の教科書】セル画作家が教える100円ショップでできるセル画作り」でまとめております。

お近くの店舗で購入できます。

せっかく作るあなたの大切なセル画です。
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